2015年10月27日

月刊アフタヌーン2015年12月号



〈波よ聞いてくれ〉
 流されて光雄とがっつり遊んでしまうミナレが可愛い。オータムフェストで昼間から飲んだくれるのが羨ましいです。札幌のオータムフェストは憧れのイベントだものなあ。とは言え,ふと目にした証拠から推理を組み立てるミナレが凄い。というか,女性は怖い。結果的には光雄とは決別に至ったので良かったかなあ。しかし,加工豚と加工猿という名前は酷いなあ。楽しい。

〈げんしけん二代目〉
 日光旅行篇もいよいよ佳境に突入。矢島の想いを知った波戸の動揺が意外に好意的。というか,本音のぶつかり合いが切ないです。腐女子である矢島を恋愛対象として見ることは可能だという波戸の発言は今後に繋がるのかな。さて,斑目を巡る攻防も後はスーと波戸に絞られた感じかしら。どうなるんでしょうね,本当に。

〈パラダイスレジデンス〉
 理事長代行による第一女子寮取り壊しの決断を受けて,それぞれに行動に出る寮生たちが楽しい。ミンチン先生が意外に焚き付けているように思えるのは面白いところ。彼女の言を見るに腹案を抱えていそうではありますけれども。理事長代行への接待が失敗した今,次なる作戦に期待したいと思います。

〈ヴィンランド・サガ〉
 ヒルドの過去篇が終わり,トルフィンとの死闘が再開。エイナルの乱入が如何なる方向へと進むのか楽しみ。しかし,弩を連射出来るように自作するヒルドの製作力の高さは素晴らしいですね。或る種の天才でありましょう。トルフィンからかつて言われた言葉を返すヒルドの表情が悲しいなあ。何とか,いい方向に変わって欲しいのですが,ヒルドの気持ちも痛い程に分かってしまうのですよね。如何なる帰結を見る事かなあ。

〈マージナル・オペレーション〉
 敵対組織との交渉を経て無事に出国することに成功したアラタたち。新たな行先はタイということになりますが,敵対組織の構成員が4人同行するというのはどうなんだろう。このあたりの交渉の妙にのんびりした感じが楽しいです。どちらも平気で人を殺す人たちですけれどね。日本篇はこれにて終了。新たな舞台での戦いが始まります。それはともかくラマノワのスクール水着姿の破壊力は最高でありました。イトウさんも好みなのですけれどね。

〈宝石の国〉
 月人の矢に貫かれ,体を両断されるフォス。戦闘不能となったフォスを護ってのゴーストの奮闘が切ない。もうひとりのゴーストの登場が如何なる意味を齎すのか楽しみです。しかし,全身を月人の矢で削ぎ落とされたゴーストの姿があまりに痛々し過ぎます。

〈天地明察〉
 最終回。様々な人々の想いを背負って,遂に改暦の儀に漕ぎ着けた春海。おことや山崎闇斎の姿がたまりません。勿論,伊藤さんと建部さんの懐かしい姿もね。静かに祝杯を掲げる関孝和の姿も印象的でありました。村瀬さんもいい味を出していたなあ。最後が再びの関孝和との算額絵馬での真剣勝負というのも良かった。原作とは異なりますが,こういった終わり方もまた相応しいものに思えます。存分に楽しませて頂きました。大満足であります。
posted by 森山樹 at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想
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