2015年09月28日

月刊アフタヌーン2015年11月号



〈波よ聞いてくれ〉
 かつての恋人である光雄と再会したミナレ。最初は殺害を考える程に憎んでいた光雄に対して,徐々に心を許し始めるミナレが可愛い。基本的には,というか,完全に情に絆され易い女性なのですよね。藻岩山周辺を舞台とした胡乱な恋の行く末が気になります。

〈おおきく振りかぶって〉
 百枝コーチからの指導を受ける三橋とそれを見守る阿部,田島,泉。左右,前後,内外のバランスを指摘する百枝コーチの理論が面白い。事実上,この説明だけで一話を費やしていますね。百枝コーチの指導に愕然とする阿部の表情が面白かったです。これが三橋の能力を更に高めることに繋がって欲しいものです。

〈パラダイスレジデンス〉
 夏休み終了。二学期の開始とともに寮の閉鎖騒動が持ち上がります。味方の筈の学園理事長が倒れて,その娘が代行となったのが騒動の発端。立場上,ミンチン先生も寮生の味方をすることは出来ない危機的な状況。さて,これからどうなるのでしょうか。

〈げんしけん二代目〉
 遂に矢島の想いを知って動揺する波戸くん。吉武さんの動向も気になるところ。一方の斑目はスーと組むことになりました。日光東照宮を舞台とした混沌とした人間関係もいよいよ最終地点に向かいつつあります。どういう決着になるのか,全く予想はつかないけれども。いずれにせよ,波戸くんが鍵を握っている感はあります。

〈マージナル・オペレーション〉
 日本政府からの依頼が解除されたことで出国へと向かうアラタたち。その前に犯罪組織との決着をつけるべく襲撃を行います。エルフことソフィアも仲間に加えての作戦行動開始。先ずは序盤を圧倒し,組織の首魁との交渉開始。無事に子供たちへの犠牲なく出国出来るのか緊張が走ります。

〈ヴィンランド・サガ〉
 ヒルドの過去篇の続き。何処までも過酷な運命を背負う彼女が悲しい。命を救われた老猟師に弟子入りし,狩猟の技術を仕込まれます。その中で弩を自ら再現してしまう器用さが素晴らしい。しかし,師である老猟師は熊によって命を絶たれ,ヒルドは怒りを捨て去ることは出来ませんでした。そろそろトルフィンとの対決に戻るかな。ヒルドはこのまま退場して欲しくないのだけれども。仲間となるのは難しい気もします。

〈宝石の国〉
 フォスフォライトの顔を見て逃げ出すシンシャが可愛い。確かに嫌な予感はするよね。但し,フォスが提示した新しい仕事には関心を示した模様。金剛先生の秘密に迫る中で月人の矢に貫かれるフォス。相変わらず,展開が目まぐるしく変わります。

〈天地明察〉
 大和暦ではなく,大統暦の採用が決まった改暦の儀。しかし,上奏を諦めない春海は謎の公家と引き合わされることになります。碁打ちの中で大和暦の有用性を語る春海にその公家,時の関白である一条冬経は全面的な賛意を見せます。次回は遂に最終回。改暦に掛けた春海とその周囲の人たちの想いが結実するときです。楽しみ。
posted by 森山樹 at 06:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想
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