2015年10月21日

月刊ウルトラジャンプ2015年11月号



〈レディ&オールドマン〉
 オノ・ナツメの新連載。因みにこの方の漫画を読むのは今回が初めて。以前から,その独特の絵柄には興味があったのですが,なんとなく読む機会を逸していました。1960年代のアメリカを舞台とした物語が描かれます。100年間収監されていた元囚人と少女の出逢いが如何なる物語を織り成すのか楽しみ。暫く読んでみたいと思います。

〈PEACE MAKER〉
 コール・エマーソンとハイマン・エルプトンの第二試合が開始。仕事仲間ではなく決闘相手として対峙するふたりに燃えます。アクアタルカスを追われた後のハイマンの軌跡も興味深い。彼が恩人と語るパン・ジェシンの正体も意外でありました。この出逢いがハイマンに如何なる変化をもたらしたのか楽しみです。流石にコールに勝つことは出来ないだろうけれど,生き残って欲しいなあ。

〈アリアドネの冠〉
 ロレンツォの許嫁候補としてメディチ家で同居することになったスティラ。ロマの出自ということで様々な波乱が待ち受けていそうですが,スティラには別の目的がある模様。とある絵を巡る物語ということが予告されましたが,如何なる方向に進んでいくのか楽しみです。そして,ダヴィンチ村からの新たな人物が登場しました。彼の登場も物語を混乱させそう。暫し休載となるのが残念です。早期の再開を期待します。

〈長歌行〉
 様々な真実が明らかになり,物語が終局に近付いていることを予感させます。それぞれの血の因縁が苦しい。阿史那隼と母との永遠の別れは切ないものがありました。吉利発と長歌の出逢いもなんとなく悲劇性を予感させるのが怖い。全てが幸せになる結末を望みたいものです。

〈アド・アストラ〉
 遂に執政官代理の座を得たスキピオ。名将として歴史に燦然たる勇名を残す彼の歩みが始まります。向かうは父と伯父が戦死した地であるイベリア半島。そこにはハンニバルの弟ハッシュとヌミディア王子マシニッサが待ち受けています。マシニッサの登場はやはり燃えます。如何なる活躍を見せてくれるのか楽しみでなりません。ファビウスとマルケルスの老雄ふたりも素敵ですねえ。

〈恋は光〉
 西条を巡る女性三人の状況が更に混沌化してきた気がします。それぞれの噛み合わない思惑が楽しい。一番俯瞰的に状態を捕えているのは北代さんなんだろうけれどね。西条の彼女のふりを申し出る北代さんの心情は切な過ぎます。しかし,完全に宿木さんが可愛い乙女になっているなあ。打算的に過ぎる部分はあるけれども。

〈黒田さんと片桐さん〉
 編集ネタが切れて,ぐだぐだの回。というか,毎回だいたいこんな感じだけれども。この緩い雰囲気が大好きであります。次回で最終回というのが惜しい。まあ,あんまり長く続けられる作品でもないでしょうからね。頃合いかなという気はします。好きな作品ではあるのですけれども。
posted by 森山樹 at 06:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想