2015年10月31日

購入記録(2015.10.30)

高尾じんぐ くーねるまるた(8) 小学館 ¥596

2か月連続で刊行された『くーねるまるた』の第8巻。
今回は盛岡旅行篇が収録されています。
盛岡は行ったことないけれど,いいところだなあ。
一度は是非行ってみたいものです。
マルタの作るガスパショが美味しそう。
生のトマトは苦手だから食べられないのですけれどね。
描き下ろしも嬉しい巻でありました。

〈2015年漫画購入覚書〉 計175冊
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2015年10月29日

菅野マナミ『ひまわりさん(6)』

〈2015年漫画感想30冊目〉
菅野マナミ『ひまわりさん(6)』


 古書店ひまわり書房に集まる少女たちの姿を描いたゆるふわ青春漫画の第6集。今巻も相変わらず,素敵な物語が満載で嬉しいです。久しぶりにさくらとりんが登場しましたし,学生時代のお兄さんと先代ひまわりさん,それに夕さんの姿を堪能出来たのも楽しい。惜しむらくは都さんの出番が全くなかったことかなあ。まつりや奈々子,立花,亜美に風子を加えた女子高生勢がそれぞれに魅力を炸裂させる物語が多かったように思います。それを見守るひまわりさんとあやめさんの姿がまたいいのですけれども。意外に表情豊かなひまわりさんを見ているだけでも楽しくなってしまう巻でありました。特に風邪とプリンの物語で見せるひまわりさんの満面の笑顔は本当に素晴らしい。幸せになります。あと,お兄さんと先代ひまわりさんの会話を観てちょっぴり妬みを見せる夕さんが意外。先代ひまわりさんの小悪魔ぶりが最高です。回想でしか登場出来ないので仕方がないのですが,もっと出番が欲しいところです。夕さんとの学生時代をもっと見たいなあ。

 今巻で一番お気に入りは第43話で描かれる風邪ひきひまわりさんのお話。前話で雨の中で燥ぐまつりと奈々子を受けて,何故か風邪をひいてしまうひまわりさんが可愛い。熱で朦朧としていて口調が定まらないのも妙に素敵に思えます。あの口調はやはり意識的なものだったのかと実感しました。そして,お母さんとプリンの想い出も素敵。先代ひまわりさんに何処となくお母さんを重ねていたことに気付くあたりは切なさも感じてしまいます。勿論,風邪ひきひまわりさんを心配して一日中抜け殻みたくなっていたまつりも可愛いです。いい子過ぎるなあ。そのまつりと奈々子,亜美,立花の友情が本当に美しい。彼女たちの学園祭が描かれる第47話から第49話の一連のお話も大好き。亜美を優しく窘めるひまわりさんと呼びに来る奈々子が印象的でありました。亜美の落ち込む,というか自己嫌悪というのもちょっと珍しい気がします。直ぐに立ち直るのが彼女らしいですけれどね。一方で学園祭の華であるファッションショーにかける立花のお話も大変宜しい。まつりに感化されてファッションショーに出展する衣装の製作に取り組む彼女の姿がたまりません。モデルを頼んだ子が急遽出られなくなった為に代役となるのが風子というのも素敵。風子の華やかな衣装は大変に眼福でありました。学園祭の最後にまつりたち5人娘が全員で浴衣姿を披露してくれたのも嬉しい。まつりを見守るひまわりさんの保護者目線はあやめさんでなくても頬が綻ぶというものでありましょう。

 相変わらず,ひまわり書房を中心とした登場人物たちの穏やかな日常がたまらなく魅力的であります。特に亜美や立花,奈々子たちの出番が多かったのは本当に嬉しかった。ひまわりさんやまつりは勿論なのですが,それ以外もみんな素敵な娘さんたちなのですよね。物語としてはそれ程劇的な展開が用意されているわけではありませんが,多感な年代の少女たちの揺れ動く想いが繊細に描かれている印象があります。それを見守る大人としてのひまわりさんやあやめさんといった図式が大変に好み。是非とも,このまま末永く続いて欲しいものであります。
タグ:菅野マナミ
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2015年10月27日

月刊アフタヌーン2015年12月号



〈波よ聞いてくれ〉
 流されて光雄とがっつり遊んでしまうミナレが可愛い。オータムフェストで昼間から飲んだくれるのが羨ましいです。札幌のオータムフェストは憧れのイベントだものなあ。とは言え,ふと目にした証拠から推理を組み立てるミナレが凄い。というか,女性は怖い。結果的には光雄とは決別に至ったので良かったかなあ。しかし,加工豚と加工猿という名前は酷いなあ。楽しい。

〈げんしけん二代目〉
 日光旅行篇もいよいよ佳境に突入。矢島の想いを知った波戸の動揺が意外に好意的。というか,本音のぶつかり合いが切ないです。腐女子である矢島を恋愛対象として見ることは可能だという波戸の発言は今後に繋がるのかな。さて,斑目を巡る攻防も後はスーと波戸に絞られた感じかしら。どうなるんでしょうね,本当に。

〈パラダイスレジデンス〉
 理事長代行による第一女子寮取り壊しの決断を受けて,それぞれに行動に出る寮生たちが楽しい。ミンチン先生が意外に焚き付けているように思えるのは面白いところ。彼女の言を見るに腹案を抱えていそうではありますけれども。理事長代行への接待が失敗した今,次なる作戦に期待したいと思います。

〈ヴィンランド・サガ〉
 ヒルドの過去篇が終わり,トルフィンとの死闘が再開。エイナルの乱入が如何なる方向へと進むのか楽しみ。しかし,弩を連射出来るように自作するヒルドの製作力の高さは素晴らしいですね。或る種の天才でありましょう。トルフィンからかつて言われた言葉を返すヒルドの表情が悲しいなあ。何とか,いい方向に変わって欲しいのですが,ヒルドの気持ちも痛い程に分かってしまうのですよね。如何なる帰結を見る事かなあ。

〈マージナル・オペレーション〉
 敵対組織との交渉を経て無事に出国することに成功したアラタたち。新たな行先はタイということになりますが,敵対組織の構成員が4人同行するというのはどうなんだろう。このあたりの交渉の妙にのんびりした感じが楽しいです。どちらも平気で人を殺す人たちですけれどね。日本篇はこれにて終了。新たな舞台での戦いが始まります。それはともかくラマノワのスクール水着姿の破壊力は最高でありました。イトウさんも好みなのですけれどね。

〈宝石の国〉
 月人の矢に貫かれ,体を両断されるフォス。戦闘不能となったフォスを護ってのゴーストの奮闘が切ない。もうひとりのゴーストの登場が如何なる意味を齎すのか楽しみです。しかし,全身を月人の矢で削ぎ落とされたゴーストの姿があまりに痛々し過ぎます。

〈天地明察〉
 最終回。様々な人々の想いを背負って,遂に改暦の儀に漕ぎ着けた春海。おことや山崎闇斎の姿がたまりません。勿論,伊藤さんと建部さんの懐かしい姿もね。静かに祝杯を掲げる関孝和の姿も印象的でありました。村瀬さんもいい味を出していたなあ。最後が再びの関孝和との算額絵馬での真剣勝負というのも良かった。原作とは異なりますが,こういった終わり方もまた相応しいものに思えます。存分に楽しませて頂きました。大満足であります。
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2015年10月26日

久織ちまき『聖闘士星矢セインティア翔(6)』

〈2015年漫画感想29冊目〉
久織ちまき『聖闘士星矢セインティア翔(6)』


 女神アテナを護る為に戦う聖闘少女たちの過酷な戦いを描く『聖闘士星矢セインティア翔』の第6巻です。舞台としては原作での黄金十二宮篇が終わった直後。このあたりの原作と同時に物語が進むことで様々な絡みが堪能出来るのは本作ならではの楽しみ方と言えるでしょう。特に十二宮の戦いの後に生き残った黄金聖闘士たちの新たな戦いを楽しめるのは素直に嬉しい。また,蛇遣い座のシャイナや一角獣座の邪武など原作ではやや活躍の場に恵まれなかった聖闘士にもきちんと見せ場が用意されています。勿論,本作における主人公である聖闘少女たちも新たな敵との苛烈な戦いの中で成長していく姿が描かれます。特に冠座のカティアの再登場は嬉しかった。心ならずも女神アテナを裏切った過去を贖罪する為に戦うカティアが死に急いでいるように思えるのは気のせいかなあ。聖闘少女の中では一番の実力者であり,その美貌も際立っているだけに何とか生を全うして欲しいものであります。彼女自身はそれを望んではいないようにも思えるのですけれども。

 新たなる敵は復活した争いの女神エリス。但し,今回のエリスは翔子を護りたいという響子の想いを歪曲した形で取り込み一体化した姿となっています。即ち,響子はエリスの憑代ではなく,響子とエリスが融合して新たな神格になったというほうが正確なのでありましょう。全ての戦いを愛し肯定する争いの女神としてエリスはアテナとほぼ同格の立場になりました。そして,エリスと融合した響子の許にはオリオン座のリゲルの姿もあります。彼の立ち位置も気になるところ。響子ならばともかく,少なくともエリスには全幅の忠誠を捧げていないように思えます。蠍座のミロとの因縁が如何に描かれるのかも楽しみです。一方でエリスと共に彼女に従う悪意の邪霊士エモニも復活を果たしました。以前よりも成長した姿でイルカ座の美衣を苦しめますが,その悪辣な戦い方は相変わらず非道で素敵。精神攻撃により肉体に損傷を与える彼女の特性はまさに悪意に相応しいものでありましょう。しかし,冠座のカティアによる救援があったとはいえ,最終的にエモニを滅ぼす美衣に聖闘少女としての成長を感じました。アテナというよりも沙織に対する盲目的な忠誠心はやや危うくもあるのですけれども。エモニが消滅の間際に見せた過去も気になりますが,語られる術は最早ないかなあ。そして,獅子座のアイオリアは蘇った双子座のサガの悪の人格と対峙中。原作では見られなかった対決だけにその行く末が大変楽しみであります。なお,アルデバランやシャカにも見せ場は用意されていますが,黄金聖闘士の出番が多いと聖闘少女たちが霞んでしまうのは難点ですね。活躍するのは嬉しいのですが,適度のところで程程にして欲しいものであります。

 原作の裏面で展開されていた戦いという設定が素直に楽しい。序盤は劇場版『聖闘士星矢 邪神エリス』の設定を再構築していたのに対し,争いの女神エリスの二度目の復活以降は独自性のある物語に移行しているのが興味深いです。とは言え,やはり黄金聖闘士が目立ち始めている分,聖闘少女たちの影が薄くなっているのは否めないところ。カティアと美衣はともかく,小熊座のシャオリンに至ってはまるで出番がありませんでしたし,翔子も結局は響子と対峙をしただけで終わってしまいました。争いの女神エリスとの戦いはやはり聖闘少女たちによるものであって欲しいです。悪の人格のサガやオリオン座のリゲルは黄金聖闘士に任せざるを得ないでしょうけれども。いずれにせよ,〈聖闘士星矢〉好きとしては期待の作品であります。更なる戦いの帰結に注目しています。
posted by 森山樹 at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想

2015年10月25日

月刊@バンチ2015年12月号



〈軍靴のバルツァー〉
 バルツァーとユルゲンの遭遇。士官学校へ戻るバルツァーに動向を余儀なくされるユルゲンの思惑が気になります。一方,その士官学校では王政を廃止するとのアウグスト王子の真意が示されました。そして,そのアウグストに対して兄テオドールからは最後通牒が。事態が急変する中でバルツァーが如何に動くのか楽しみです。

〈ブルーサーマル〉
 倉持との飛行から無事に帰還したたまき。その圧倒的な戦果は誰をも驚愕させます。但し,阪南館大に所属するたまきの姉はその倉持に疑念を抱きます。山岳滑翔の経験があまりに豊富過ぎる倉持の真相が気になるところです。

〈応天の門〉
 魂鎮めの祭りが開始。長谷雄とともに祭りに興じる白梅が実に可愛い。一方で藤原基経の起案による祭りに疑念を抱く業平。そして,伴豊城が藤原良房を狙って放った一本の矢が事態に混乱を招きます。更には基経の酒を仰いだ伴善男が吐血するなど混迷の一途を辿る魂鎮めの祭りの行く末は大変気がかり。基経の意向も未だに判然としないですしね。

〈パパと親父のウチご飯〉
 晴海が担当する漫画家の物語。珍しく千石が全く物語に関わってきません。これはこれで新鮮で面白いかな。漫画に対しては熱い晴海の姿が印象的でありました。揚げたての天麩羅食べたくなりますね。

〈STO:RAGE〉
 十五年前の事件の端を発すると思われる猟奇殺人事件。そこに関わるのは太陽の会という強大な思想集団でありました。きな臭い情報ばかりが集まる中で新たに発生した殺人事件。そこには伝播する奇怪なベトナム民謡が大きく関わってきます。物語がかなり大きくなってきましたが,その中でE-BITが如何に事件に携わるのか注目です。

〈エリア51〉
 鵺の襲撃を受けるマッコイとアマテラス。妖怪たちの伝播網により,ツクヨミまで情報を届けるマッコイの機転が素晴らしい。その鵺をもってアマテラスの命を狙う張本人はエジプト神族のアヌビスであることが判明しました。とは言え,現段階ではアヌビスの真意は謎のまま。日本神族とエジプト神族の全面抗争ということにはならないと思いますが,エリア51を揺るがす事件にはなっています。如何なる決着となるのか楽しみです。
タグ:@バンチ
posted by 森山樹 at 06:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想